コペンハーゲンで家探し2017②

出会いは突然に。。。

正直、家探しを開始してからほんの2週間ちょっとだったにもかかわらず、私は憔悴しておりました。というのも、いつまで待機していても、価格帯、距離、物件の条件等から「ここで内見いけたら即決!!」と思える物件がそもそも一つも出てこないこと、さらに内見連絡が入るのは高めの物件しかないこと。それでも見に行かずに断るのはもったいないし、もしかしたら何かいいポイントがあるかもと言っては見るものの、超競争市場なのでぼやぼやしているうちに物件が売れてしまうというストレス。ああ、家族そろって家なき子になったらどうしよう・・・と、衣食住が保障されていないってこういうことなんだな、と改めて感じたのでした。

が、やはり出会いというものはあるもんだなと。

もはや、内見が現実味を帯びたものではなくなって若干ハイになってきた時に、”記念受験”ならぬ”記念内見”物件に出会い、さらにその内見指定日が日曜日だということで、家族そろって若干遠足気分で向かった物件がありました。それがこれ。

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もはやただの一軒家。

実は、これ2家族でのシェアハウスとなっていて、この2階・3階部分に住んでいたオーナーが海外勤務が決まり、その間家を貸し出すというもの。正直、他の物件と比較して、この広さ、立地、条件でこの価格はないだろ、、という感じの価格で出されており、たださすがに一軒家は私達にはちょっと恐れ多い、、と言う感じだったんだけれどでも内見に呼んでもらったのでせっかくだし、、と見に行くと。

ザ・デンマーク・ステキハウス
(家具は撤去されますが)

私はこの時、もう「絶対この家に住めることはないけど、こんな素敵ハウスみれることもめったにないから味わっておこ・・・」とまさに記念内見ムード真っ盛りだったため、正直家の細かいところ(おトイレどうなってるかとか、キッチンの様子とか)はこの時みないで、ただぽえーっとすごいなーって見ていました。

でもよく聞くと、この家は他の家よりもやや高くて、南向きの庭もついているので、太陽の光がめっちゃ差し込んで家の中があかるく、子供部屋には天窓がついていてほんとに理想的。下の階に住んでいる家族がまたものすごく素敵なご夫婦で2人の男の子がいて、上の子が息子と同い年だということ。さらに猫を飼っていて、その猫がよく自由に行き来しているということ。オーナーさんはなんと国連勤務!!で、ジュネーブにお引越し。(超エリート。こうなると詐欺の疑いほぼなし)上の階には書斎もあり、旦那さんウハウハ。共有の地下室と庭があり、お庭には砂場と遊び道具がずらり。近所の猫もうろうろ。夏にはプールを出して遊んでいる。

「This is toooo good to be true.」

と何度もため息をついた。だって、正直同じ値段を払ったところで超遠いアパートだったり、超狭かったり、さらにはここは入居時の先払い家賃はなかったけど、3か月分先払いを要求するアパートだってある。ここのオーナーさんは入居時期がもし早すぎるなら、半月くらい遅らせてもいいよと言ってくれたり、家具も全部は持って行けないから必要なら残すよと言ってくれたり、とっても親切だった。

息子はお友達や猫と遊んで大満足。でも帰ってきた私達夫婦の結論は、即決。

「残念だけど、ないね(予算オーバー)」

その夜には、オーナーから、「他にカップルが借りたがっているんだけど、君たちはどうしたい?もし君たちが借りてくれるなら、僕たちは君たちに借りてほしいんだけど」というメッセージ。こんなこと言ってもらえることはまずない。私はもうもだえ苦しみながら、「こんなに素敵すぎるお家はないのだけど、予算オーバーで、ごめんなさい。素敵な人たちが見つかりますように」とメッセージを返した。

こんな素敵な出会いを逃した分、徹底的に新居を探してやろうと決起するも、その後ずっと私はしばらく悶えてくるしんでいたとさ。。

つづく。

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